第50回 東南アジアの変な料理(3) フィリピン編

第50回 東南アジアの変な料理(3) フィリピン編

あくまでも個人的意見ですが、フィリピン料理は全体的に辛い、しょっぱい、甘い 等々の特長の無い料理が多い様に感じました。

しかしながら、数々のゲテモノもどき料理を食して来た私にとって、今まで最も衝撃的だったのが、バロットと言われる庶民食です。

 

【バロット】  

フィリピンの街中を歩くと至る所でバロットを売る屋台に遭遇します。フィリピン人にとってはマクドナルドより人気があるのです。 (1個50円程度)

バロットとは、フ化直前のアヒルの卵を使って作るゆで卵のことを指します。

ゆで卵の白身と黄身の代わりにフ化直前のアヒル(姿・形)が入っているのです。(ヒェ~!)

あまりにもグロテスクな見た目に、ナイーブ(?)な私。最初はとても食べられる代物ではありませんでした。

弊社社長三浦は初めて食べたのはフィリピンでは無くベトナムだったとか。自らバロットの存在を調べ街で探して食べたと言うから、そのダボハゼ的好奇心には脱帽である。

言うまでも無くフィリピン赴任中にはバロットをエンジョイ(?)していたツワモノです。

私は、友人に脅され騙され嫌々ながらトライ。見た目は吐き気そのものですが、意外と美味しいのです。 (ジューシーな汁と羽根の部分のパリパリの食感が後には好きになってしまいました。)

若い卵はゆで卵の味に近く、フ化直前の卵は鶏肉の様な味がするのです。

精力増強に大変効果的らしいのですが、はけ口に苦労するのは言うまでもありません。

フィリピンに行く機会がありましたなら、ぜひ一度ご賞味あれ!!  鼻血ブーッ 間違い無し。

 

【ウ ニ】

最初は、フィリピンでウニ? 喰えるんだべか?大丈夫か?との印象でした。

衛生状態の悪いフィリピンで? 生でホントに喰えるの?と疑いの目ばかりが先行し、暫くはトライ出来ませんでした。

ある日 バンカーボートを借りてシュノーケリングを目的にアイランドホッピングした時に、

ローカルのお兄ちゃんが採って来たウニが美味しかったのなんのってねがったのっしゃ。

(美味しいのナンのってありませんでした。と標準語では言うらしい)

それまでは、生臭いからとの理由で日本でも敬遠していたのですが、ひょんなキッカケで大好きになったのです。

日本のウニと比べると、もっとベチャベチャした感じで鮮度の悪いウニとの印象なのですが、現地スーパーでも瓶入りウニが売っておりこれがなかなか旨いのです。

安い。旨い。少しおっかないフィリピンのウニ。んめがすとぉ~(美味しゅうございます)

 

【豚の血とモツのシチュー「ディヌグアン」】

フィリピンで有名な豚の丸焼き料理『レチョン』、クリスマスや誕生日、結婚式やお祭り等何かのお祝いやイベントの際にしばしば食べられる特別な料理です。

ディヌグアンは、このレチョンを作って余った材料(肺、心臓、腎臓、腸、耳、鼻そして血)を捨てないようにと作られた料理だそうです。

見た目は、ビーフシチュー。味もビーフシチュー、(豚だからポークシチュー?)で意外と美味しいのです。

私にとっては味の濃いポークシチュー。モツ味って感じでしたが、一緒に行った友人はめちゃくちゃ野生の臭い、獣臭かったと不評ではありました。

軍配は読者の体験談に委ねます。

 

【スープナンバー5】

雄牛の5番目の脚って意味なんだそうです。

雄牛のチ〇コを茹でてぶった切ったモノが入ったスープです。二日酔いや滋養強壮剤としてフィリピンでは人気の料理の様です。

中国でもシンガポールでもチ〇コ料理は体験済みだったので今回は平気の平左。

食感が良く癖になる。とフィリピン人は言いますが、くさみが強く残念ながら私の口には…合いませんでした。

 

次回はタイへ行きましょう。サワディ・カーップ !! コップン・カーップ !!