第47回 フィリピンよもやま話 セブ編
新年明けましておめでとうございます。
今年こそコロナ禍が通り過ぎた明るい年にしたいものですね。
さて、今年も余り役に立ちそうにもないコラム記事にお付き合い頂ければ幸いです。
今年の第1号は前回のマニラ編に続いてセブ編をお届けします。
セブ島には赴任では無く、光学部品の現地協力工場への生産委託での長期出張でした。
休みの日にはアイランドホッピングや街ブラで楽しんでいました。
【アイランドホッピング】
マクタンの港からバンカーボートと呼ばれる小さなボートで近くの島に行き、スキューバダイビングやシュノーケリングそしてバーベキューをして楽しむアクティビティーをアイランドホッピングと言います。
ホテルのツアーデスクやネットから予約するのが一般的ですが、10000円前後/人(円安前の価格)はかかります。
しかし、ケチケチを美徳とする私は、ローカルスタッフを一緒に連れて行く約束で、ローカルに直接バンカーボート会社に交渉を任せるとナント半額以下になるのです。
同行した出張者数名とローカルスタッフ5~6人分となると節約金額もハンパ無いのである。
セブ島の海は透明度が非常に高く、コバルトブルーに輝き、ライフジャケットを着て、プカプカ浮きながら水中眼鏡で海中を見る。それはそれは美しいサンゴや南国の魚を見る事が出来るのでサイコーの気分転換でした。 (但し、日焼けにはご注意を!)
セブ島に行ったならば アイランドホッピングはぜひお勧めします。
【失敗談 9人分の料理を注文】
休みのある日、出張者3人が、私を誘わずに街でウィンドウショッピング行った時の話。
お昼時、美味しそうな料理の写真が本日のオススメ(?)の様に入り口に飾ってあった中華レストランに入いり、写真を指差しながら注文したそうな。
すると店員は◎✖※△■と何かしら言ったらしいのですが、言葉を理解出来ないまま、お金の心配は無いと財布を見せながら、強引に3つを注文。するとナナナント その写真は3人分で○○ペソと書いてあったらしく、テーブルには9人分の料理が並んでしまったのです。
言葉が出来ない出張者は、断る事も出来ずに吐くほど食べて9人分を払う羽目になったと言う失敗談です。(私を誘わないからだ。ザマー見ろってんだ!!)
更に別の日には、街で買ったカップ麺をホテルの部屋で食べようとした際に箸が無い事に気付いた某氏。ルームサービスに電話でステッキプリーズ・ステッキプリーズと注文したら、数分後ステーキを肩に持ち上げたボーイが部屋にやって来た。
箸はチョップスティックと言うべき所、本人はステッキと言い、注文を受ける側は英語の出来ない日本人がステーキを頼んでいると早合点。
ここでも断る事が出来ない日本人は喰いたくも無い硬いステーキを喰う羽目になったと言う会話能力は大切だなぁ~ってハ・ナ・シ !!
【タクシーの乗る時の注意点】
10年前はタクシーメーターの改ざんが平然と行われていました。
セブ語(ビサヤ語)を理解する日本人とタクシーに乗った際に、運ちゃんがケータイでこっちのメーターは改ざんが簡単だから客をこっちに回してくれ。と話していると教えてくれました。
私も、いつもよりメーターが上がるのが早いなぁとは思っていましたが、まさかメーターを改ざんしているとは気が付きませんでした。(ボッタクリが多かった)
ではどうすれば良いか?
知人又はローカルスタッフの知り合いの運転手を紹介してもらうのがイチバン。
そして運転手の携帯番号を聞いて、毎回事前に電話予約するのが確実です。
(前提としては、運ちゃんと話せる程度の語学力は必須ですが)
★ホテルやショッピングセンターから乗るのも安心です。
その他 タクシーの乗る時の注意点
※相乗りは決して許さない事。
※夜間は一人での乗車は避ける事。
※大金を見せびらかさない事。
※細かいお金を用意しておく事。(釣銭が無いと言われる)
※メーターが使用されているかを確認する事。(ボッタクリ)
※目的地の場所を理解しておく事。(遠回りされる)
※タクシー降車時に忘れ物がないか確認する事。(絶対に返却される事は無い)
※タクシー会社名とナンバープレートを写真に撮って置く事。(万が一の為)
以上です。
今ではタクシーアプリ「GRAB」を使うのが一般的だそうですが、オジサンにはハードルが高いのが頭痛の種です。
Have a nice day !