第169回 「続ける」ことの勧め

第169回 「続ける」ことの勧め

 最近は以前よりも風邪をひくことも少なくなったような気がするが、一度風邪に罹ってしまうとすぐには回復せず2週間以上は体調がすぐれなくなってしまうので、用心に用心を重ねるようにしている。

 若い時に何度か入院したので齢を重ねるにつれ健康に気を付け、スポーツジム通いなどの継続的な運動や摂取物などにこだわっているので、その成果が出ているのかもしれない。

 

 スポーツクラブには30年以上前から通っており、ジム通いは時々中断したことはあったが、月に一桁だが継続しているおかげか体重増加の割には目立った生活習慣病が抑えられているような気がする。

 

 スポーツクラブに入会した動機は、当時に自分より年配の人を見て「このまま仕事だけで毎日を過ごしたら、きっと自分もああなるのだろう」と反面教師として確信したからであった。やはり「続ける」ということは大切であるということを、今更ながら実感している。

 ブラジルのことになるが、スポーツクラブに入会した新規会員は63%が3か月以内でやめ半年後には14%、1年後には4%しか残らないという。そのくらいこの国では「続ける」ということが難しいらしい。

 

 世の中の企業と同じように、そのスポーツジムも幾多の変遷があり現在はその経営をしているのは3社目である。

 初めはビールでおなじみのキリンが工場跡地の有効利用ということで経営していたが、その後にバルブメーカーのキッツ(旧北沢バルブ)がキッツスポーツスクエアとして運営をすることになった。さらに2014年にはキッツがダンロップスポーツ株式会社に全株式を売却し、場所も近くに移動新設し現在に至っている。

 私はクラブ創設時から通っており、これらの3社はすべて上場企業あるいはその関連会社であるが、同じ企業が継続して同じ業態を続けるというのはなかなかに厳しいものだなあと実感した次第である。

 

 若い時から継続後続しているものに「朝日新聞報道写真集」があるが、当時に写真を趣味でやっていて「アサヒグラフ」という専門誌をいつも見ていたからである。

 今年で51冊目になるのだが、同じ年のものをだぶって購入したことや買ったものと勘違いしたりして3冊ばかり欠落しており、コンプリートでないのが残念ではある。

 たまにバックナンバーを見ることがあり、50年前の写真集と今年発行された写真集を比べてみてこういうものにも歴史があるのだなあと改めて気が付いた。

 記事の内容はともかく、1970年発行の写真集はサイズがB5でカラー印刷は3ページのみ、定価が650円で巻末にはカメラメーカーやカメラ機材や材料メーカーの各社の広告が10ページにわたり載っている。

 2020年発行の写真集はページ数が同じくらいだが、サイズはA4と大きくなっておりカラーは40ページもある。定価は税引き前で3200円と5倍になっていたのは、広告がほとんどないのも価格に影響したのかもしれない。

 毎年この写真集を「継続」して購入するたびに、前年の1年間を振り返りそれに関連したバックナンバーを開くとその記憶がよみがえり、いろいろな出来事を思い出しボケ防止と頭の活性化になっているような気もするのである。

 

 「一日一善」も継続してやりたいことだが、この言葉を知らない人はいないと思っていたが、ある大学生が「そんなことをしたら腹が減って生きていけない」といったとか。

 「一日一膳」を一日にご飯を一杯しか食べない、という意味に理解したというのだから驚いてしまう。

 善いことというと少し大げさに考えてしまうかもしれないが、道に落ちているゴミや煙草を拾う、乗り物の中で席を譲る、風で倒れている看板や自転車をおこす、などほんの小さなことでも毎日続けることが自他の為になるのではないだろうか。

 

「続ける」という意味の格言はいくつもある。

 

「塵も積もれば山となる」

「雨だれ石を穿つ」

「千里の道も一歩より」

「蟻の思いも天に届く」

「ローマは一日にして成らず」etc.

 

 そして「継続は力なり」という誰でも知っている言葉、ぜひ大切にして自分なりの「続ける」ということを振り返ってみたい。

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