第89回 楽してできる健康体 〜高血圧、花粉症、免疫力 etc.〜

第89回 楽してできる健康体 〜高血圧、花粉症、免疫力 etc.〜

 シニアの経営者や管理者にとって大事な4Kは、「家族」「会社」「金」そして「健康」だが、やはりすべての基盤となるのは「健康」となるのは間違いがない。家族も会社も金も本人が不健康であればうまく廻ることは困難であるし、業績を上げてもそれを享受することは難しい。

 そこで私も実践している簡単な健康法をご紹介するが、人によって好みや向き不向きもあるので、この中で自分に合うものをやっていただければと思う。

 

タオルで血圧を下げる

 テレビやネットでもだいぶ話題になったタオルだけで簡単に血圧を下げる方法である。

 タオルは握った時に親指がほかの指に触れないくらいの太さにまるめる。そして、そのタオルを片方の手で軽めの力である最大握力の30%位の強さで2分握り続け1分休む、そしてもう一度2分間握る、これで1セット、更に別の手でも同じように2セット、各5分で合わせて10分間である。新聞やテレビを見ながらでもできるので、特別の時間もいらない。

 週に最低3回以上やると効果が1ヶ月くらいで出るそうだ。私は2ヶ月ほどかかったが、確かに10%位血圧が下がったのになぜか安心してその後忘れてしまい、また現在やり始めている最中である。

 これは「ハンドグリップ法」といわれ、カナダの医師が考案して米国心臓協会でも血圧改善の補完療法として挙げられている。これは血管が圧迫され血流が低下して、その後握るのをやめた時に血流が戻り血管が拡張されるので、血管がリラックスして血圧が低下するのだという。

 費用も時間もかからないが、ただあまりにも簡単なのでつい忘れてしまうことがただひとつの欠点かもしれない。

 

筋肉で花粉症を抑える

 暖かくなると悩ましいのが花粉症の人達であるが、諸々の治療がありその中のひとつには筋肉注射(ステロイド薬)を打つと症状が改善するという対処法がある。

 「筋肉の量が増えると体温が上がるため免疫力アップにつながり、アレルギー反応の発症を抑えることができる」ということがその要因らしい。

 知人はその治療をしたら確かに良くなったが、一過性ということと治療代が高すぎるということでやめてしまったそうだ。

 私もスギ花粉のアレルギー反応があるのだが、花粉症の症状は出ていないのは、30年来スポーツジムに通っているせいかもしれない。確かにジム内では鼻をたえずかむ人やマスクをしている人は見かけない。私の場合は習慣化しているが、そうでない人はあらためてジム通いとなると難しいかもしれない。

 しかし、花粉症がひどくてその為に耳鼻科に行ったり、睡眠が不十分だったり、集中力が保てず仕事に支障をきたすなどして時間をロスするのであれば、自分の生活に筋力アップタイムを短い時間でも入れることは、そういうマイナスに対しても十分に補っても余りあるのではと思うが・・・

 

効能がすごい深呼吸

 若くなくなると深呼吸は定期健康診断の肺機能検査で「スッテ!スッテ!スッテーエ‼」とか「ハイテ!ハイテ!モットモットハイテー‼」とか言われてやる以外は、めったにすることはない。しかし、人間の肺の機能は通常よりももっとあるはずだが、運動などしない限り肺を目いっぱい使うことはない。家電製品などもそうだがいつも能力の50%位でばかり使っていると、いざという時にはその能力を発揮することができなくなる。

 深呼吸はいろいろなやり方があるが、原則として鼻から息を5秒吸ったあとに3秒息を止め、そのあと口から8秒で息を吐く、これを5回以上繰り返す。最後に息を吐ききることが大事で、肺の中に淀んでいる空気を新鮮な空気と交換する気持ちでやると良さそうである。

 深呼吸だけで血流が良くなることによる効能は、あるHPのサイトには以下のように列挙されていた。

免疫力のアップ、 安眠効果、 美肌効果、 生活習慣病の予防、 脂肪の燃焼効果、 冷え性の改善、 便秘の改善、 肩こりの解消、 疲労の回復などだが、本当に効果があるのかどのくらいやれば効果があるのかなどの疑問はあるが、やらないよりはやった方が確かに間違いがないと思う。

 私は洗面所の鏡に「深呼吸」と張り紙をして、毎日忘れないように顔を洗った時にやるように心がけている。深呼吸を繰り返すことによって、朝起きて稼働モードに切り替える効果はあるので今後も続けていこうと考えている。