第79回 新外国語講座 〜コミュニケーションには使える!?〜

第79回 新外国語講座 〜コミュニケーションには使える!?〜

 仕事の関係なので一番行った国はフィリピンだが、当地に行くと日本語と同じ発音をして面白い言葉が多数ある。フィリピンは英語がほぼ90パーセント以上の国民が話せ、自国語としてタガログ語がフィリピン語として公的な言語だが、セブ地方はビサヤ語も使われている。

 

 西城秀樹のヒット曲に「傷だらけのローラ」という歌があり、「ローラ♪君は何故に♬ ローラ♪心をとじて ♬ローラ♪僕の前で そんなにふるえる♬」と彼が歌い始めるとタガログ語の「ローラ」を思い浮かべてしまう。実はタガログ語ではローラはおばあさんのことなのである。だから私の頭の中では「バアチャン♪君は何故に♬ バアチャン♪心をとじて ♬バアチャン♪僕の前で~」などと不届きな歌詞に変えてしまうのである。

 またタガログ語では、女性を「ババエ」というので覚えやすいが、つい日本女性を「ババエ?」などといったら張り倒されるかもしれない。ただしルーマニア語では「おばあさん」のことを「ババ」というので日本語と同じ発音である。

 又、ビサヤ語では牡蠣のことを「タラバ」というので、くれぐれも誤解してレストランで注文しないでほしい。

 

 フィリピンを長年植民地にしていたスペインでは、ニンニクを「アホ」牛を「バカ」というので、アホバカと言ったらスペインのレストランではウェーターが喜んで「ニンニクたっぷりの牛のステーキ」などと勘違いして注文を受けるかもしれない。

 

 少し下品な内容なので潔癖症の方は読み飛ばしていただきたいのだが、昭和時代におじさんたちに絶大な人気があった「小悪魔」と云われた「加賀まりこ」はスペイン語でCaga Mariconとなる。それは「おかまのウ〇コ」という意味だそうで、「日本では彼女は人気女優なのである」とスペイン人にいうと驚くそうだ。本人はスペインには行かないことをお祈りする。

 

 下品ついでに、もう一つだけ紹介するが、2020年東京オリンピック開催の60年前の1960年にローマオリンピックが開催された。このボクシングの試合に出場した芳賀勝男選手が入場して、「カツオ ハガ」とアナウンスされると爆笑と同時に「カッツォ! カッツォ!」の大合唱大応援が現地イタリアの観客から沸き起こったそうだ。「カツオ」はイタリア語で「チ〇チ〇」の意味で、もし「サザエさん」の弟がローマに行って「私はイソノカツオです」などとテレビで言ったら国際問題になるかもしれません。

それは「Io sono cazzo」つまり、「私はチ〇チ〇です」と言ったことになるのである。

 イタリアにも日本と同義語の言葉もあり「タント」は「たくさん」という意味なのでワインやビールなどもっと欲しい時に「タント!タント!」といえば通じるであろうと思う。

 

 その他にヨーロッパの言葉で日本語風の面白い言葉を列挙すると、

スペインのバスク地方では「コレバカリダ 」は「ほんのこればかりだ」

ハンガリーでは、塩気がないこと、塩が足りないことを「シオタラン」

ドイツ語では「アッソー」が「あ、そう」

ギリシャ語の「タベルナ」が「レストラン」というのはよく知られている。

イギリスでは「ビンボー」は「美人だけど頭がからっぽな女性」

ポルトガルでは「ニンゲン」は「誰もいない」という意味だそうである。

 

 日本の国民飲料の「カルピス」は欧米人には「カウピス」と聞こえ、それは英語で「牛のオシッコ」という意味なので、欧米向けのカルピスは「カルピコCALPICO」と商品名を変えて販売されている。

 

 欧米以外の国、例えばアラブの国では「アンタ、アホヤ‼」と言われたら、がっかりしないでほしい。それは「おまえは兄弟のようだ‼」と親愛の情で遇されたということなのだから。「アンタ」は「あなた」で、「アホヤ」は「兄弟」との意味だそうである。

 また「スンマヘンナ」は英語の「Excuse me」と同意語だそうで、「スンマヘンナ、アホヤ」といってカスバの人混みを歩いたら、気分は大阪の新世界かもしれない。

 

「チャランポラン」はペルシャ語で「くだらないことばかり言う」という意味なので、イラン人と話している時に日本語がわからないと思って、その言葉を発したら商談決裂になるので注意願いたい。なお、アラビア語とペルシャ語は似ているようだが、中国語と日本語のような関係だがだいぶ違うようである。

 

 アメリカのナバホインディアンの言葉では「遠く」を「アッチ」、近くを「コッチ」といい、「あなた」は「ナンジ」、「どこ」は「ドコ」、「鼻」は「ハナ」などと日本語と同じような言葉があるそうで、もしかすると遠い過去には日本人と親せきかもしれない。

 

 アジアでは、ミャンマーの言葉で「ヤッタナー」というと「宝石」の意味で、貴金属店を襲った強盗のセリフのような言葉がある。

 

 また、タイ語で「キレイ」というと「ブス」のことだそうで、せっかくのタイ美人とあっても怒らせないように取り扱いに注意したい。

 

 中国語関係では、上海語で「オッサン 」というと「学生」のこと、台湾語では、「プータロー」というと、日本と同じ無職の事で「無頭路」と書くそうなので愉快である。

 

 延々と各国の言葉を羅列してしまったが、皆さんが上記にあげた外国に行った場合に爪の垢ほどにでも役に立っていただければ、甚句の至りである。

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