第47回 連休の過ごし方 〜イオニストか、それとも…?〜

第47回 連休の過ごし方 〜イオニストか、それとも…?〜

 今回のゴールデンウィークはいかが過ごされるでしょうか。いつも連休のたびに思いますが、なにも計画を立てなかった休みは「あっ」という間に終わってしまい、あとでナニをしたのだろうかと思い出すこともできなくなります。土日の休みでも1日教養1日休日もいいと思いますし、連休は少しでも計画を立て休みの半分は、それに費やしていけば自分なりの何らかの収穫を得ることができます。

 

「イオニスト」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?それはイオンなどのモールを中心に半径20㎞の範囲内で収入の半分近くを遣い、生活の多くをそこで過ごす人や家族のことをいいます。ショッピングモールが大好きで休日には買い物や食事、散歩や英会話など各種のサービスもその中ですませ、冠婚葬祭まで安価にやれるモールもありますし、自分の親も最後はそこで看取るという家族もあるそうです。「イオニスト」で連休中を過ごすのもいいかもしれませんが、たまの長い休みくらいは違った過ごし方を過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

読む本を決める

 私は、本をいつも5冊近く併読し気分により読む本を変えていますが、休み中には読む本を決めていた方がいいと思います。そして大げさではありますが、本は別の人生を体験することができます。私はたまに図書館でも本を借りに行きますが、人気の本となるとなかなか借りられないことが多いのです。以前にインターネットで宮城県立図書館のホームページを開いて「天地明察」という本を検索したら、なんと持ち人数が17人となっていました。この図書館の場合は、本を借りられる日数は15日なので最低でも255日、本が返却されて次に予約をしていた人にメールなどで連絡を入れる予備日も入れると、10ヶ月近く待たなければならない計算になります。その間には少し安い文庫本も出てくるのではないかと、結局その本は本屋で買ってしまいました。

少し横道にそれますが、日本の図書館のことを調べてみたら、トップの蔵書数は国立国会図書館の990万冊で次に続くのは東京大学付属図書館の915万冊、少し差がついて京都大学が656万冊とのことでした。地元の宮城県立図書館が100万冊で東北大学附属図書館は400万冊位ということです。

世界の図書館のベスト3をみると、アメリカ議会図書館が3100万冊の第1位で、2位が中国国家図書館2800万冊。3位はドイツ国立図書館で2700万冊となり、国力の違いがこういうものにも出てくるのだと納得してしまいました。

以前の会社の管理職に「年間に何冊の本を読むのか?」といったら、「1冊読むかどうか・・」と言われ思わずのけ反ったものでした。

 

 

マイナーな映画を観る

 映画や本にはもちろん自分の人生と全く違う経験を与えてもらいますが、特に映画は2時間程度で視覚と聴覚でその体験を自分の中に入れることができるので私のような映画ファンも多いはずです。ただ、CGやアクション全盛の今の映画は、もちろん私も好きで人一倍観に行きますが、あとで心に残るのはそういう映画を見た時よりもあまり人気のない地味な映画で、年月が経った時に妙に思い出されるものです。例えば2010年に公開された「442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」という映画は、数十人しかはいらない劇場で観ましたが観客は私のほかには2人だけでした。内容は第2次世界大戦時に、父母の祖国日本と戦わざるを得なかった日系部隊の若い兵士達のドキュメンタリーです。この442部隊はその編制人員からみて、最大の成果と最大の犠牲を払い米国史上最も多くの勲章を受けたそうです。観終わった後はもちろんですが、今でも日系の人たちの話題を耳にすると、本当に胸が熱くなります。

 「ブリューゲルの動く絵」という映画では、観客はなんと私一人だけでした。この映画は16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルの傑作「十字架を担うキリスト」の絵から登場人物が様々な物語を紡ぐ超マイナーな映画でした。絵の人物が実際に動き出し、中世の世界にのめりこんでしまったようなその映像は美術館での体験にも酷似していたのでした。

 日本の映画では、震災後に上映された「エクレールお菓子放浪記」が、戦中戦後に孤児の少年の生きざまを描いた映画で、2011.3.11以前の石巻のヨシの群生地も映像化された感動の物語です。

 もちろん、数ある名映画も良いのですが、こういう映画が今はレンタルでしか観ることはできないと思いますが、休み中に是非一つは心に残る映画を鑑賞することをお勧めします。

 

 その他にも、休み中には旅行や温泉、スポーツ観戦、美術館、博物館などに行くのも良いですが、やはり「計画」して数か月後に「あの連休中ナニをやったのか」を思い出せるように過ごしたいものです。

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