第2回 スーパー銭湯は世界を救う

 伊勢志摩サミットも27日で終わりましたが、関連ニュースの中でその国内外のプレス関係者に「みたすの湯」という大衆浴場を無料開放して、大変に好評だったという記事を見て、スーパー銭湯が好きな私はもっともだとうなずいてしまいました。

「スーパー銭湯」は「安い、広い、湯水使い放題、時間無制限」といいことづくめで、私は月に2回は行っている。中国でも「極楽湯」というスーパー銭湯が2都市に営業を始め大当たりだそうである。

 

 風呂にゆったりと使っていると右脳が活発化するのか血のめぐりが良くなるのか、はたまた夢うつつの状態なのかいろいろなことを思う。

 

 最初に浮かんだのは人間の体はものすごいセンサーなのだということ。湯は40度前後が適温であるが、それよりも2度いや1度でも違うとわかるのである。43度となると熱くては入れないひともいるし38度であれば「ぬるい」と客からクレームがつくのは必須である。

 

 世の男たちは(女性は我慢強い)風邪をひいて体温が37℃を越してしまうとほとんどが無気力ゾンビ状態になり、仕事はおろか日常生活も危うくなる。0.5℃上がっただけで具合が悪くなり、いかに人にとって温度というのが大事なのか身にしみてわかる。

 

 次に思ったのは体の洗い方だ。頭から洗うのか、顔から洗って下方向に向かうのか、中心となるところから始まって放射状に展開するのか、背中から腹から前後どちらから洗うのか人によってパターンがいろいろあるようだ。ただ圧倒的に多いのは男の場合は体の上下どちらか「heir」がある箇所から作業を始めることが大半のようである。人にもよるがやはり大事な部分からきれいにするというのが、無意識のうちにでるのかもしれない。その人が何を大事に思っているのかがよくわかる。ちなみにムキムキ系の方は自分の鋼のような体をこわれ物を愛おしむように洗っていることが多いようだ。

 

 三つ目は「スーパー銭湯」にくるお客さんは人間性が良くて出てくるということである。

「スーパー銭湯は他人がたくさん入るので汚いから行かない」といったことを聞いたことがあるが、今や温泉は世界的にフィーバーしているのに残念なことである。

 

 また、思いがけない出会いの場となることもある。知ってはいるがあまり親しくない知り合いの社長に裸で偶然会い、それ以降会合であったりするとよく話をするようになったり、以前に辞めた元社員と偶然に会い、再度会社に復帰するきっかけになったりしたこともあった。

 

 洗い場では、少しでも他人の泡などが飛んできたりすると、目くじらを立てて睨み威嚇する客もいれば、浴室の椅子を神経質に洗ってから座る客、洗髪洗面洗体多種多様なシャンプーやらリンス・ローションなど半ダース近くを持ち込む客もいる。私は店の備え付けのシャンプーで頭から顔と体まで全部すませるので、そんな面倒はいらないのだが・・・

ただみんな共通しているのは、入浴した後は休憩所で「やりとげた・・・」という達成感からか赤い顔をしながらも、誰も不機嫌な顔をしている客はいなくて、人類皆兄弟皆平和という雰囲気になっているのがいいのである。

 

 何年か前にイスラム系の外国人をスーパー銭湯に連れて行ったら、暖かいお湯で体が浮くので大変に喜んでいた。ISの連中もこういう経験をさせれば、皆平和になるのかもとぼーっとした頭で思ったものだ。

「スーパー銭湯は世界を救う!?」

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