第1回 外国人労働者の雇用を検討している事業所の皆様へ

第1回 外国人労働者の雇用を検討している事業所の皆様へ

今月から毎月第1週と第3週に外国人の雇用に関する情報を発信させて頂きます。

外国人雇用と言っても多岐に渡りますので、私達の会社で働いて貰う在留資格を中心に、技能実習、特定技能、高度人材(※技術・人文知識・国際業務。※技能ビザ。※企業内転勤。※経営管理。※特定活動。)等に的を当てて情報発信したいと思いますので、目を通して頂ければ幸いです。

 

令和元年末において、約293万人の外国人がいろいろな在留資格で日本に居住しています。

(宮城県には約24000人:全国21位)

 

仙台市内を歩いていると外国人に出会う機会はひと昔前に比べますと格段に増えている事を実感します。(コロナ問題発生前の旅行者を含めますと更に多くの外国人に出会う事が出来ました。)

 

日本全体での在留資格別に多い順に並べて見ますと、

 

第1位:永住者  :79万人 27%

第2位:技能実習 :41万人 14%

第3位:留 学  :35万人 12%

第4位:特別永住者:31万人 11%

第5位:技・人・国:27万人  9% (技術・人文知識・国際業務)

 

日本の今後は、高齢者が増え、若い生産年齢人口が減り、ますます外国人労働者に依存する傾向が強くなるのは皆様ご承知の通りです。

 

(法務省 在留外国人統計 詳しくは下記URLを参照願います。)

http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_touroku.html

 

IT化推進、女性の労働進出、高齢者の雇用促進 等々で外国人雇用は増えない。他 等々の異論もございますが、ここでは外国人需要は増える事を前提に進めさせて頂きます事をご容赦下さい。。

 

皆様の会社で外国人労働者を採用する為に最初に検討すべき事は。

 

STEP 1 採用の目的を明確にする必要があります。

A:なぜ外国人を雇うのか? 

B:人手不足対応なのか?

C:インバウンド対応なのか?

D:海外進出の為なのか? 

E:日本人が採れないので優秀な外国人を採用したいのか?

 

STEP 2 外国人の活用の方法を検討する必要があります。

F:どの様な役割を期待するのか? 

G:どの様な能力を発揮して欲しいのか?

H就業環境の整備や受入れ体制の整備は構築されていますか?

 

STEP 3 人材の要件を設定します。

I:仕事のスキル、J;経験値、K:日本語能力、L:学歴、M:専門性、N:性格、O:その他

 

これらSTEP1~3を検討し、どの様な在留資格での人材を採用するか? いつまで採用したいのか? どの程度の期間採用したいのか? 等々を決める必要があります。 

上記の条件により、募集の方法や取得する在留資格、申請内容、そして費用に大きな違いが生じます。(後日 各種違いについては、本コラム上で説明して行きたいと思います。)

 

外国人を採用する際に特に注意が必要なのは日本語能力です。

例えば、日本語能力検定N1~N4を持っている外国人と言っても企業が期待しているレベルに有るのか否かは必ず確認する必要があります。(話せても漢字の読み書きが不得意なのが一般的です。 日本人の英語検定TOEIC 800点を持っていても話せない人が多い様に、中国系以外の外国人にとって漢字は大きなハードルです。)

社内で円滑なコミュニケーションを取る為にも、直接面接を行ない、企業側が正しくそれを把握し、働いて貰う外国人の方の「日本語能力が足りない」と感じるようであれば、サポートする体制も必要です。

その他 文化・習慣の理解と社内への周知。評価システム・キャリアアッププランの明確化 等々 採用までに準備しておくことをお勧めします。

                     

次回以降 下記の項目について投稿したいと考えております。

1 就労可能な在留資格とは?

2 高度人材の雇用に関して

(高度専門、技術・人文知識・国際業務、技能、企業内転勤、経営管理、特定活動)

3 技能実習に関して

4 特定技能に関して

5 募集・採用

6 その他 (補助金、雇用契約、人事労務、社会保険、税務、etc)

 

不明な点がございましたならば、メールにてお問合せ頂ければ幸いです。